マイクロコンバージョンとは?Web広告のPDCAを早めよう。メリットや注意点も解説。

マイクロコンバージョンというWeb広告の用語を聞いたことはあるでしょうか?
マイクロコンバージョンは、特にサイト立ち上げ期や予算の少ない場合において、Web広告の運用の効率を高めるのに役立ちます。
この記事では、マイクロコンバージョンの言葉の意味、導入する必要性やメリット、注意点などを解説していきます。

マイクロコンバージョンとは?

マイクロコンバージョンとは、獲得したいコンバージョンの手前に設定する仮のコンバージョンのことです。

例えば、BtoBのサイトにおいては、資料のダウンロードをコンバージョンに設定することが多いですが、その手前のフォーム画面への遷移フォームの入力などをマイクロコンバージョンとして設定します。

マイクロコンバージョンが必要な理由とメリット

では、通常のコンバージョンとは別にマイクロコンバージョンを設定するメリットは何でしょうか?

Web広告のデータ収集のスピードが高まる

マイクロコンバージョンは通常のコンバージョンの手前にあるため、データが早く収集できるというメリットがあります。

Google広告やFacebook広告をはじめ、多くの運用型Web広告はコンバージョンしたユーザーのデータをもとに、配信対象や入札を最適化しています。

しかし、広告の運用初期や予算が少額な場合、高単価で検討期間が長い商材の場合などは、多くのコンバージョンが取れません。

そのため、マイクロコンバージョンを機械学習の対象とすることで、データが溜まりやすくなり、最適化を進めることが可能です。

広告の最適化に必要なデータ数は媒体によって異なりますが、Google広告は30日間に50件以上、Facebookは週に50件以上のコンバージョンが必要と言われています。

上記の基準にコンバージョン数が達さない場合は、マイクロコンバージョンを設定してみると良いでしょう。

WebサイトやLPの改善点が見つかりやすい

マイクロコンバージョンを設定しておくことで、ユーザーの動きが数字で把握しやすくなります。

例えば、下の図のように、フォーム確認画面はユーザー数が40件あるのにも関わらず、サンクスページには5件しかいないという問題点を早期に発見することができます。

そうすることで、フォームの確認画面が、ユーザーにとってストレスや不安を与える作りになっていないか?という改善点を見つけることが可能です。

マイクロコンバージョンに関する注意点

マイクロコンバージョンは、本来のコンバージョンまでに通るアクションに

マイクロコンバージョンは、コンバージョンに繋がるユーザーのデータを集めるための施策です。
そのため、コンバージョンと相関性の高いアクションを設定するのが鉄則です。前述でも説明した通り、問い合わせの手前にあるフォーム画面や入力確認画面をマイクロコンバージョンに設定しましょう。

状況に応じて、深さや数を変えてみる

マイクロコンバージョンを設定する箇所や数に正解はありません。図のように、サンクスページに近いアクションほど興味の度合いが高く、実際の問い合わせとの相関が高いと言えます。

一方で、コンバージョンに近いほど、ユーザーが少なくなるので収集できるデータ数は少なくなります。実際に目標となるコンバージョンに繋がるように、マイクロコンバージョンの質と数を調整していきましょう。

あくまでマイクロコンバージョンに過ぎない

稀にマイクロコンバージョンの数字を追っていたり、強調する代理店や運用者がいます。
しかし、マイクロコンバージョンは、あくまでコンバージョンではないということを忘れてはなりません。
マイクロコンバージョンのほとんどは、コンバージョンをしなかった人なので、極論「本当に最適化すべきポイントなのか?」という懐疑的な意識を持つことも大切です。

まとめ

マイクロコンバージョンは、本来のコンバージョンの手前に設定する仮のコンバージョンのことです。
マイクロコンバージョンを設定することで、Web広告の機械学習の効率を高めたり、Webサイトの改善点を早期発見できるメリットがあります。
マイクロコンバージョンの設定には、いくつか注意点がありますが、絶対的な正解はありません。実際のコンバージョンの結果を見ながら、最適な設定箇所を見つけていきましょう。